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普通の国の中国

カテゴリ : 
中国事情
執筆 : 
chinese-homepage.com 2014-1-22 9:08

中国の大都会。子供は受験競争で塾に通い、サラリーマンは満員電車で出社して出世と高給をめざし、経営者は利益の拡大を図る。
奥様はデパートに繰り出して消費をし、娘に好条件の男を探すべくお見合い相手のリサーチを欠かさない。
結婚式はホテルで、新婦は白いウェディングドレスを着て中洋折衷的な雰囲気の中進められる。

ハーゲンダッツアイスクリームの店には家族連れが訪れ、レストランでは誕生日のお祝いが行われている。
若い娘はVIVIの様なファッション誌を読みふけり、タオバオ(ネットショッピングモール)で洋服買い着飾っている。
テレビはCMの洪水で、この世界には沢山の商品や快楽があることを、貴賤貧富を問わず数多くの人々に知らしめその欲を撫でる。
番組の内容は男女恋愛を描いたトレンディードラマから、芸能人親子がどこかの田舎に行って生活する様を描いた世界ウルルン滞在記的なもの、ねるとん的なお見合い番組まで、正に良くある番組が全て揃っている。
ドラマはドラマで普通の男女という設定のわりには、高級マンションに住んでいたり服がブランド物だったり、さりげなく消費意欲をくすぐる仕組みが埋め込まれている。

近代的なガラス張りのビルが立ち並び、車が溢れ、暑い時と寒い時にはエアコンが唸りをあげて動いている。
建物は急ピッチで建設が進められ、朝五時から作業員が働き工事は土日も休むことが無い。

工場はフル稼働で製品を掃き出し、発電機は黒煙を掃き出し大電力を街に供給している。
そして、どこでも大量の廃棄物が溢れている。しかし、今は豊かさを優先しているようだ。

つまり、多くの人々の目的は、豊かで便利な生活をすることなんだろうと思う。
まったくもって、普通の国すぎるわけで、数十年前の中国のイメージを持っている人なら、あまりの普通さにきっと驚くことでしょう。

精神的な道をずっと追求していた大量の求道者たちが、肉も喰いたい。車欲しい。安楽な暮らしがしたいと、最近、極めて功利主義的な事を言い出したので、
資源獲得競争が激しくなり、経済のライバルとなり……
日本株式会社にしてみれば、隣にあったNPO法人がいつの間にかライバルの超巨大営利企業になってしまったような話で、右往左往している状況なのかも。

表面上はいろいろあるように見える彼らの行動の深層には、イデオロギーとかそんなものじゃなくて功利主義的な理由が有るのだとおもう。
それは、経済権益とシーレーンを確保して豊かさを保障する生存権を確立するという先進国が今まで普通にやってきた手法で、普通すぎる話なのである。

そして、両者の目的が同じである以上、リソース管理をより効率よく行い、より努力した方が豊かになれるのだと思うが、これは日本側の方がすでに豊かになっている状況なので不利かもしれない。金持ちのボンボンと創業者の戦いみたいなものだから。

中国だろうがアメリカだろうが功利主義的な相手と競争するなら、結局、合理性と努力しかないという普通の結論になりました。


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