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クールジャパン機構とアジアインフラ投資銀行(AIIB)…どちらに出資したらマシか?

まさに、究極の選択!

かたや、シグマプロジェクト等の素晴らしき動かないコンピュータを作り上げている匠の系譜。
かたや、廃墟マニアのために鬼城と呼ばれる巨大モニュメント群を大量に作り上げている現代のメーソン。

甲乙付けがたい。

AIIBでは中国が積極的に出資金を負担し、その負担率も参加国中最大のものだ。
予想外に様々な国が加入してしまったのであまり好き勝手もできないだろうし、AIIBが損するなら中国が一番損をする可能性が高い。つまり、AIIBの場合、最大のリスクを中国が引き受けているわけだ。

一方、中国のハコ物に100億以上の巨大投資をするクールジャパン機構の案件はどうだろうか?
プレスリリースで中国側とされている企業が実は日本がらみっぽいので、結局資金を出しているのは日本側ということになる。

ブルー枠の中国側なんて、わざわざ書く必要がないとおもう。
ということで、中国の事業であるにも関わらず、リスクは日本側が負っている状況だ。

しかも、新常態で経済成長が落ちている中国で、今更ニュータウンのハコ物(不動産)に投資するというのだから、先見性も投資運もなさそう。シグマプロジェクト以来の匠の伝統は今でも続いているらしい。

そもそも、日本の会社が揃って中国のニュータウンでクールジャパンと叫んでいるのか、何でそんな事をやって居るのか、全くの意味不明。逆に胡散臭い。良くわからないうちに、ボロ不動産を高値で売られてなけりゃいいけど。

さらに、AIIBで問題になっているガバナンスとか投資基準については、クールジャパン機構に対してもいろいろと突っ込みが入っているようだ。これについては、国会でも取り上げられている。

こうなると、どちらにも出資したくないが、どちらかを選べと言われれば中国が大きくリスクを負っているという点でAIIBの方がまだマシだろう。

クールジャパン機構には既に300億円も政府出資があるという。
今後これを500億に増やすと政府は言っているが、そんなことやらずに、クールジャパン機構を潰してAIIBに出資すればいい。その方が日本の成長戦略にとってプラスだ。

どうせ、無くなる可能性があるリスクマネーなのだろうから。
そうでなければ、わざわざ中国のニュータウンで不動産投資なんかしないだろう。

クールジャパン機構…名前に比べてその中身は、私物化が進んでいる感じなんですね。クールジャパン機構の会長が自らが取締役を務める会社に投資していると政治家の方がブログや国会で指摘されています。
http://blogos.com/article/108819/

他の投資案件はどうなっているのでしょうか? 興味が出てきました。
このブログの性質上、機構の投資案件中で最大の投資案件「中国(寧波市)におけるジャパン・エンターテイメント型の大規模商業施設事業へ出資」に目が留まりました。

 

概要は以下の通り
エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(以下、H2O)(大阪府大阪市、代表取締役社長:鈴木篤)、杉杉集団有限公司(以下、杉杉集団)(中国 浙江省 寧波市、代表者:鄭学明)を中心とするコンソーシアムとの寧波市(中国 浙江省)における大規模商業施設事業(寧波市で進行中の大規模な都市開発プロジェクト「東部新城開発」の中心地)に関し、110億円を上限として出資することを決定しました…とある。


延べ床面積は約16万平方メートル(400m×400m 東京ドーム約3.5個分 蘇州の久光くらい)。
地上6階、地価1階の計画。
地下鉄2路線の駅に隣接。
開業時期2018年春を予定。
H2O&クールジャパン機構の寧波開発株式会社が70% 杉杉集団&伊藤忠の寧波都市房産開発有限公司が30% の出資比率で寧波阪急商業有限公司という合弁会社を作って運営。

ITOHPIAENT Investment Co.,Ltdと言う会社は、伊藤忠関係の香港法人だと思われます。
杉杉集団有限公司と言う会社は、伊藤忠が28%の株式を保有する中国の会社ということです。

寧波都市房産開発有限公司の持ち株割合は
ITOHPIA ENT Investment Co., Ltd. 60.0%
杉杉集団有限公司 40.0%
つまり、出資比率を見る限り、プロジェクトスキーム図では伊藤忠は日本側に書かれていますが、ブルーの中国側に関係が深いわけです。

日本関係を除いた純粋な中国側の資本を計算すると9%以下だと思われます。もし「土地使用権のような現物出資」の場合、彼らの出資分より土地使用権の方が高ければ合弁会社の借入金になります。コレちょっと気になる部分です。
0.3×0.6=0.18(ITOHPIAENT Investment Co.,Ltd分)
0.3×0.3=0.12(杉杉公司分)0.12×0.72=0.0864(伊藤忠出資分28%を除く)

概要の引用元
http://www.cj-fund.co.jp/files/press_140925-5.pdf
https://www.h2o-retailing.co.jp/news/pdf/2014/140925chaina.pdf

この案件自体も、機構を構成する株主の事業だと指摘されています。機構に出資した以上に投資を受けているので、増えた部分は税金なんだろうけど、投資案件なのだから儲かってそれ以上に返してくれればいいわけです。以下、この案件が儲かりそうなのかどうかを見てみます。「本当に儲かるなら企業が勝手にやるでしょ!」とか「中国側がもっと金出すはず」 なんてことを言ってはいけません。

 

ビジネスモデルについて
ビジネスモデルは、中国のニュータウンに巨大商業施設を作って、そこで日本食や日本製品を売るという事のようですが、これの雛形みたいなものは上海にも沢山あります。

例えば、南京西路の日系デパートとか、古北の日系デパートとか。豫園の日本のラーメン屋を集めた店(潰れた)とか。
来日中国人の爆買からすると拍子抜けしてしまうのですが、それらの商業施設は、全く流行っているようには見えません。

理由は高いから。日本で爆買しているのは安いからですよ。

巨大都市上海の中心地ですらコレです。
この事業をすすめているということは、寧波市のニュータウンには、デパートで販売されるような高額日本製品に需要があるという、特別なデータでもあるのでしょうか?

普通、日本製品が欲しいにしても、中国人はサクっとネットで買うでしょう。
110億円も投資したコストがダイレクトに跳ね返るデパート価格より、ネットの方が安いですし、いつどこでも買うことが出来るのですから。
商業施設に行くにしてもネット購入前の下調べ程度のものです。日本人のように試着したから買ってくれるとか甘くはありませんし、売り子も微信とかやっていて売る気があまりありません。

このような中国人の買い物パターンからすると、ここに出店したとしても、日本の税金で補てんするのかもしれませんが、個人が作ったタオバオ店よりも利益が少ないような気がします。

需要がないハコ物よりネットショップのTmallやタオバオの方がマシというわけですね。
どうしてもハコ物を作るなら、地方のニュータウンよりも、空きが多い上海中心部に実体店を作ったほうが合理性がありそうです。

 

場所について
寧波市の東部新城という場所で、大規模な開発が行われているようです。中国の新城らしくだだっ広い。

以前からこの地域で開発を行っていた、杉杉集団&伊藤忠の寧波都市房産開発有限公司は、進出企業が決まったので損はしない状況になったと思われます。彼らの場合、現金ではなく不動産による現物出資の可能性も否定できません。

最近は、新城を開発しても企業を誘致するのが大変そうですから。そこで、クールジャパンをお題目に誘致Getと言った感じでしょうか。
商売がうまいですね。中国現地企業と違って、クールジャパンさんは金払いもよさそうだし。

この新城というものは日本でいうところのニュータウンのことで、中国全土で、市民や農民から土地を安く買い叩いて開発した上で、高く売るという地方政府の錬金術(地上げ)が行われています。
このパターンで中国は高度経済成長をしてきましたが、最近は成長が減速して地上げに失敗する場合も多く、上海のような都市部ですら新城ならぬ鬼城(廃墟)になる場合もあるようです。
したがって、誘致合戦は熾烈です。

鬼城と化したショッピングモール。多かれ少なかれ、中国にはこんな感じの場所が多いです。というか、こういう場所を安く買いたたいて、日本の店を入れた方が手っ取り早いし投資額も少なくて済みそうです。このビデオの場所のモールは郊外すぎるので、上海の打浦橋のあそことか。豫園のあそことか。。松江あたりなら、色々ありそうです。

 

運用について
こうして作ったハコものを何に使うかと言えば、当然ショッピングモールなんだけれど、プレスリリースを読むと、このショッピングモールは、こんな感じで中小企業のためですよ的なことも書かれている。

クールジャパンを体現し海外展開を図る中堅中小企業に対し、株式会社日本政策金融公庫の「海外展開資金(クールジャパン関連)」による融資や株式会社商工組合中央金庫の「成長・創業支援プログラム」による融資などの関係機関の枠組みを紹介するなどして、本プロジェクトに参画する中堅中小企業を積極的に支援してまいります。

つまり、大企業には110億円「出資」して税金・政府責任でやらせるが、中小企業には「融資」してやるから自己責任で出店しろということですね。なかなか面白いスキームですが、儲かってファンドが潤うといいですね。
この投資姿勢を見る限り、日本製品を売るという目的そのものよりも、ハコ物と言う手段を重要視していることがわかります。
ハコが無いなら、ハコを作ることにも合理性はあるとおもいますが、 ハコは沢山空いています。

なら、「クールジャパンを体現し海外展開を図る中堅中小企業」に直接を出資をして、今も沢山空きがあるショッピングモールに出店してもらった方が、日本製品を売るという目的のためには今すぐ実行可能だし合理的です。

中国が目まぐるしい変化を遂げているなか、東部新城モールが完成する3年後までわざわざ待っていたら、別のブランドに市場を取られそうですし、本当に中国で売れるモノなら3年間で実現可能な売上と利益をみすみす捨てるという話になります。
本当にこれ成長戦略なんでしょうか? もちろん、合理的な戦略を取らないのは「大人の事情」があるのでしょうけど。

 

結論
お偉いさんが、日本で会議を重ねて厳しく査定した上でのことでしょうし、何か特別な勝算があるのかもしれません。
従って、クールジャパン機構の中国ハコ物に需要があるかは、2018年に開業すればわかるでしょう。
その金、全部余額宝に入れておいた方がいいんじゃね?」とか、「ネットでやれ」とか言ってはいけません。
そんなわけで、完成したら是非行ってみたいと思います。どんな感じになるか今から楽しみですね。


次世代の「情報大航海プロジェクト」とか、明日の「シグマプロジェクト」のようにも見える「クールジャパン機構」。
この実績からすると、過去に行われたキラ星の如く輝く先輩プロジェクトに、星となって肩を並べる日も近いのではないだろうか。

逆に言うと、「売れない」、「値上げしても借りる人居ない」、「仕方がない」ということ。
中国に来て長いですが、更新時に値上げされずに同じ部屋に住めそうなのは初めてです。

「新常態」様様という所でしょうか。
いや、単にこのマンションにそこまでの市場価値がなかったというだけの事でしょう。

「新常態」と言う言葉、もう成長できませんとか、市場価値が無いとか、ハッキリ言うと角が立つから、
勝っているのか負けているのか意味不明な「転進」、結婚できないんじゃないしないんだ的な「独身貴族」とかと同じ流れで造語された感じですね。

ということで、追い出される予定でしたが、まだしばらくは高級(価格)オンボロ(実体)マンションに住み続けることができそうです。

しかし、ここ、投資物件としては収益性最悪。住むにも最悪。
下水が詰った。

廃墟マニアの方には朗報。

近い将来、廃墟や汚染を大量に作り出す事になりそうな、AIIBを知っているだろうか。
これは、中国が主導して創設しようとしている「アジアインフラ投資銀行」というもので、中国がやっている投資型成長モデルを他のアジア諸国でも再現しようとするものだ。

現在、AIIBをめぐっては、米国が参加するなと各国に働きかけをするなか、EU諸国が参加を表明し、韓国やオーストラリアも参加を検討していて、置いてけぼりを喰らってはたまらないということで、慌てて日本も参加するかもとか言い始めている。
米国の威光は丸潰れだが、各国は、鉄道や高速道路、発電所などの巨大プロジェクトに自国企業が参加するためにこの話に乗りたいのだ。

借りる側にとっても、中国は意思決定が速く環境とか人権とか面倒なことも言わないので、日米が主導するアジア開発銀行(ADB)よりも使い勝手がいい。

しかし、使い勝手の良さは裏返せば、審査が甘いということになる。
この審査の甘さが廃墟を呼ぶのである。

実際、中国は、本土の鬼城(廃墟)で素晴らしい実績を上げているので、今回のAIIBでも廃墟ファンの期待は決して裏切らないだろう。
東南アジアにも魅力的な鬼城(廃墟)が溢れだす日が近いと感じるのは筆者だけではあるまい。

現在、中国本土にある廃墟は、地上げに失敗した末路だといっていい。
今のところ成功しているようなところも、いずれは是正され価格が下がるのではないか。
土地から得られる付加価値に対して、価格が高すぎるからだ。

が、今は取りあえず、うまく成長しているのだから、取れるモノは取っておいた方がいいと思う。
ブランド物と同じで、それに価値があると思っているうちは価値があるのだから。

むしろ、一番怖いのは、取れるモノを取らずにツケだけ払わされるパターンだ。

何が言いたいかと言えば、
中国銀行「AIIB」の債権が不良債権化するなら、同じ国に貸し付けている日米銀行「ADB」の債権も不良債権だろうし日本企業の債権もゴミになる。
リーマン銀行一つで世界の銀行が大混乱に陥ったことは記憶に新しい。

なら、日本もAIIBにEU諸国程度に少し参加した上で意見を述べ、来るべき日まで、取れるモノはしっかり取っておいた方がいい
すでにアジアに大量の投資をしてしまっている以上、参加しようがしまいが、日本がツケを払わされることは確定済みなのだから。

最近、中国の方から日本の旅行はどこがいいかと聞かれます。

例えば、この3つのツアーのうちどれがいいですか? と聞かれました。
どれも6000元程度の日本観光のパック旅行です。
4月の終わりなら、さくらも見れる北海道を訪れる3番を推奨しておきました。

ちなみにこの方は、この円安の今、日本で買い物したいということで急に行くことを決めたようです。
春節に私がアテンドした方の微信友達なので、アップされた商品の画像をみて行きたくなってしまったのかもしれませんね。

中国で販売されている、日本観光ツアー

1.【两晚日式温泉+富士山深度悠闲】日本富士山、大涌谷、芦之湖游船、忍野八海、富士急乐园、东京银座五天超值游
5549元/人

参考行程:
第一天:深圳—香港  Q东京~酒店
第二天:酒店~3小时~箱根平和公园(赏樱名所)~15分钟~地质奇观——大涌谷~50分钟~芦之湖游船(一站)~1小时~酒店
第三天:酒店~1小时~富士山五合目(登山证书、遇天气原因封山时改去富士山资料馆)~30分钟~富士急乐园(乐园内午餐、游玩项目费用自理)~20分钟~富士忍野八海~30分钟~酒店(体验温泉、酒店内晚餐)
第四天:酒店~1小时~皇居、二重桥~20分钟~银座、LAOX电器店(午餐自理)~15分钟~浅草雷门寺、光伸免税店~20分钟~御台场(海滨公园、富士电视台广场、Divercity高达战士像)~酒店
第五天:酒店~20分钟~~机场东京  Q  香港

 

 2.日本 本州名城古都 赏樱6天游 【畅游:大阪、名古屋、京都、和歌山】
出发日期:4月16日 5590元/人
出发日期:4月30日 6190元/人

参考行程:
D1 广州Q名古屋(参考航班:CZ379  1400 /2120) 
D2 名古屋热田神宫·赏樱—21绿洲—名古屋电视塔—和歌山·赏樱
D3 和歌山三段壁·赏樱—黑潮市场—贵志的车站(猫站长)--大阪
D4 岚山公园·赏樱—稻荷神社·赏樱—西阵织--心斋桥—道顿掘
D5 全天自由活动
D6 大阪Q广州( 航班:CZ390  1410/ 1715)

 

3.日本 东京、北海道 赏樱豪华6天游(香港往返)【畅游:东京、札幌、小樽、登别、洞爷湖】

出发日期:3月31日、4月2日、4月4日、4月7日
参团价格:6599元/人
出发日期:4月9日、4月11日、4月14日、4月18日
参团价格:7299元/人

参考行程:
D1 广州-香港 BUS   
D2 香港Q成田Q千岁 参考航班:JW300  0145/0645
   JW907  1215/1400 洞爷湖温泉酒店或同级
D3 北海道 BUS 札幌APA酒店或同级
D4 札幌 BUS 札幌APA酒店或同级
D5 札幌Q东京成田 参考航班:JW912  1930/2100 成田万路德酒店或同级
D6 成田 BUS 成田万路德酒店或同级

 

お金儲けの神様と言われた故邱永漢氏が、雲南のコーヒー農園事業に投資しているという記事を読んだことがある。
彼は、中国でもコーヒーの消費が増えると睨んで投資を決断したのだという。

そして、そのコーヒー豆を使っている「Q's Coffee」という喫茶店が上海にあるというので探してみたが、残念ながらすでに閉店していた。
昔ながらの上海の雰囲気を残す迷路のような街 田子坊の一角にそれはあったらしい。

邱永漢氏の読みは間違ってはいなかった。
上海や北京などでは、スターバックスが幅を利かせているし缶コーヒーも沢山売られている。
しかし、巨大ブランドには勝てなかったのかもしれない。

農園があるのだから、まだどこかで売られていないかと思い、調べてみるとタオバオで販売されていることがわかった。
これをいくつか購入し、中国土産として、邱永漢氏の物語(商品の由来)つきで何人かに配ってみると好評だった。

タオバオだと販売数が表示されるのだが、この販売サイトは殆ど売れていなかった。
商品は興味深くても、ネット戦略の不備や売るべき相手を完全に間違えているという例なのだろう。

実体店が閉鎖され、ネット店が売れないとなると、この商品は今どこに流れているのだろう。
農園だから毎年収穫があるはずだが、ブランドなしの普通のコーヒーとして売買されているのかもしれない。

そんな事を考えながら、買ったコーヒーを飲んでみる。
美味しいように感じるのは、邱永漢氏の物語を知っているせいかもしれない。
しかし、コーヒーにはそういうものも必要ではないかと思う。

邱公馆咖啡
http://s.taobao.com/search?q=%E9%82%B1%E5%85%AC%E9%A6%86%E5%92%96%E5%95%A1%E8%B1%86&s_from=newHeader&ssid=s5-e&search_type=item&sourceId=tb.item

Appleから本日発表されたApple Watch。
その中でもゴールド版は、1万ドル以上=120万円以上と、どうみても中国向けとしか思えない価格設定です。
彼らの購買力なら行ける! とAppleにロックオンされてしまっている中国人。

さて、サイフを狙われた彼らに対抗策はあるのでしょうか? その対策は…

恐らくは「金ケースだけを鋳造してしまうわけ」です。かの国のスーパーコピー技術を使えば楽勝ですから。
で、349ドルの普通版の中身(基盤)を取り出して、そのニセ金ケースに突っ込んでしまえば……

超儲かるし、国富が国外に流出しません。

本物に使われている金は大した量ではないでしょうし、機能が優れているわけではありません。
だからこそ「外はニセモノ中身は本物」という物が、世に溢れる条件が整っているわけです。
かつての在位60周年記念硬貨のように。

さて、アップルのもくろみ通り、この高額Apple Watchが中国で売れまくるでしょうか?
そして、どの程度が完全にアップル製なのでしょうか?

ウィルス、マルウェアで溢れているサイバー空間はもちろん、不動産屋に電話すれば業者間で情報共有されてしまうくらい個人情報保護が欠落している中国。
そんな中国の方にあることを指摘された。

上海の日系企業に勤めている中国人が日本に来た時の話。
会社では、コンプライアンスやら個人情報保護やら、耳にタコが出来るほど聞かされているようだ。
ベネッセのように個人情報の取り扱いを一歩間違うと会社が傾くぐらいの影響があるのだから、駐在日本人がそのような教育をするのも当然なのかもしれない。
それがどの程度、中国人に伝わっているかは不明だが、日本は個人情報に面倒な国という印象だけは大いに頭に残っていたらしかった。

ところが、日本に来てみると大々的に個人情報を曝す行為が、あちらこちらで行われているのに驚いたようだ。
何で家の前に名前が書いてあるのか? しかも、姓だけじゃなくて名前、それも家族全ての名前が書いてあったりするのは何故か?

家の表札のことを言っているらしい。

確かに、北京上海、新疆の奥地から農村まで回ったが、筆者も中国で個人の家の表札など見たことがないない。
同じ個人情報なのに、ベネッセのような企業から漏れると騒ぐが、わざわざ漏れるようなことをして、それを誰も気にしないというのは確かに奇妙な話だ。
よくよく考えれば、中国だと郵便受けにも鍵がついているが、日本だと鍵が無いものも沢山ある。

筆者が、日本は世界一安全なんだから、別にそんなの漏れても問題ないんだよと言ってみたところ、
じゃあなんで、個人情報保護やらこんなにうるさいのかと聞かれた。
中国人曰く、日本人のロジックが破綻してると。

表札なんか無くても郵便物は普通に持ってくるし、ベネッセ気にする前に表札気にしろよと中国人に個人情報保護に関する注意をされてしまった。

冷静に考えれば、データ流出ならダイレクトメールが来る程度かもしれないが、家の前を通るすべての人間に住人の個人情報を明かすということは実体であるだけにより大きなリスクがあると思う。

表札を掲げない中国の人は、かなりロジカルなリスク評価をしているのかもしれません。

家主から、このマンションは売るので出て行って下さいと言われました。
この手の話をこの頃よく聞いていましたが、遂に筆者のところまで来てしまったようです。

まあ、理由は良くわかります。

最近は中国の不動産も今一つで、下落傾向が続いています。
質的にいえばアネハ物件にもはるかに劣るマンションなのに、日本の価格感の2~3倍で売られている中国のマンション価格が、いよいよマトモになりつつあるということなのでしょう。

国もそれを追認しているようで、中国首相もこれからは「新常態」で昔みたいに成長しないと言っています。
これって、国からの中国マンションバブル終了宣言に等しいわけですが、価格が上がらないとなれば、価格が日本の2~3倍なのに賃料は日本と同程度というゴミ物件ばかりという状況になります。

試しに筆者の借りて居るマンションの収益率を計算してみると、常に入居者がいる状態で年率1.5%程度となります。
これは、中国の銀行の定期預金金利より低いという状況なのです。

さらに共産中国の土地は国有で、マンションの土地は私有ではなく70年の借地に過ぎません。
建設するために土地を取得する段階から、そのカウントダウンが始まるので、実質の権利はもっと短くなります。

さらに、建物の質やメンテナンスが悪いので、建物の寿命は、25年とかもっと短いものと思われます。
これらを考慮すると、収益性はさらに悪化します。1%の利回りも難しそうです。

銀行の貸出金利は当然、預金金利より高いですから、銀行ローンでマンションを買っていれば詰んでしまいます。
売れるなら、さっさと売りたいのは当然ですが、皆が皆同じことを考えるので実際はなかなか売れないようです。

知人の借りているマンションのオーナーは3年くらい前から売る売る言っているらしいのですが、中々売れないらしく、未だに知人はそこに住み続けています。
筆者の部屋のオーナーも、貸すかどうか考えると言い始めているので、もしかしたら同じような状況になるかもしれませんね。

引越すにしても、いつ売られるかわからない部屋に居るのも、いずれにせよ面倒な話です。

春節で来日した中国人が大量の買い物をしている様子がテレビで流れていた。
沢山お金を使ってくれるので、いいお客さんには違いない。
今回、筆者は中国人の爆買に同行しているうちに、爆買にはちゃんとした理由があることがわかりました。

中国人の爆買に密着していて気付く事は、周りからの「お土産」要求の厳しさである。
それも、じゃがぽっくる5箱買ってこいとか、化粧品箱で買ってこいとか、サマンサタバサのバックよろとか、とにかくウザい。
多くの中国人は、この買物リストを持って来日する。

買物リスト実物

しかし、このネット時代、これだけでは終わらない。
そのウザさに、更に輪をかけるのが微信(Wechat)の存在である。
旅行中にも次々と知人から注文? が舞い込む。
タイガーの魔法瓶ヨロシクとか、DHCのリップクリームよろしくとか、リズリサの服お願いとか。

こうなると微信を積んだ携帯はただのPOS端末と化し、注文を受けた来日中国人はに追い立てられるように買いまくることになるのである。
もはや旅行者ではなく、ただのバイヤー(仕入れ業者)と化しているのであった。

爆買の購買力がスゴイのは、来日している人だけでなく、その影にいるオンラインで繋がった大陸に居る中国人までが購入しているためだったのだ。

これだけ買うと、どう考えても持ってきたスーツケースに入る量ではなく、預け荷物の重量リミットを大幅に超えることになる。

このように、あらゆる知人から日本の商品を買ってこいという、命令に近い要請が次々と入ってくるので、来日中国人は、より深い日本の商品ワールドにどっぷりとつかる事になるのであった。

P2Pシステムに似て、様々な趣向を持った知人それぞれの好みの日本製品を買ってこいやコノヤローと言った形で提案して、そして彼らは、その製品を知ることになるわけである。
理屈は簡単だが、訪日中国人にとっては、かなり迷惑な日本製品知覚のプロセスが爆買の裏で発生していたのである。

当然これは「貸し」となり、知覚した日本製品の中から良かったものを、次に日本へ行く別の生贄に頼み返すという無限ループになる。

さて、今回の爆買騒ぎ、中国人の知り合いをもつ筆者も影響を受けることになってしまった。
これ持っていけないから、今度中国に来るときに持ってこいと、ホイと爆買荷物(ババ)を渡されてしまった。
一度だと多いから、ローンのように分割で持ってくればいいそうだ。
ウザすぎる。

ウザすぎる話だが、中国的関係の中では、むげには断れない。。。
これこそが、爆買の原動力なのである。

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